品質・生産管理

高精度加工に対応できることを強みとしていますが、製作するだけで測定できなければ意味がありません。板金加工で要求される以上の精度が求められた時に測定して保証するということが最も大切なことです。板金加工では要求されないミクロン単位の要求精度を保証するために、三次元画像測定器や二次元レーザー測定器を活用し、高精度加工への品質保証体制を構築しています。

当社では、ISO9001を導入し、国際基準での品質管理体制を整えています。
環境面においてもISO14001を取得し、環境に配慮したモノづくりを推進しています。
また、事務所、生産現場の無駄を徹底的に排除し、これらの品質管理、環境管理を有機的に行うことで不良ゼロ、省資源による低コスト化を図っています。

設計・プログラミングから加工、2・3次加工、表面処理までの受注管理、工程管理を独自の生産システムで一元管理しています。この生産管理システムは全ての工程の着完を1工程ごとにバーコード管理することにより、リアルタイムで加工現場の稼働状況と製品の進捗情報を可視化しています。可視化することで、どの製品がどの工程まで進んでいるか瞬時に判別することができ、納期回答を即時に行うことが可能です。このシステムを最大限活用することにより、徹底した多品種・小ロット・短納期対応を実現しています。

安定品質、短納期対応を行うため、当社では加工条件・加工方法などの技術的ノウハウをデータベース化しています。
この加工データベースを活用することによって、リピートオーダー時に即時対応が可能なほか、新規オーダーについても加工データベースから加工条件を応用することによって設計・プログラミングの展開をスピーディの行うことが可能です。
また加工データは各NC工作機械に転送され、段取り、加工までのリードタイムを大幅に削減しています。